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コラム

2019.2

【著者:村松 行人】

パッケージのサバイバル戦略
②進むデジタル化と踏ん張るディスク(1/4)

独り勝ちのSVODへメジャー各社の巻返し

先日、ケーブルTVで米国の人気リーガル・ドラマ『スーツ』を再放送していて面白かったのでつい最後まで観てしまいました。このドラマは昨年12月に織田裕二の主演で日本版がリメイクされ、同様に韓国でもリメイクされた話題作でしたが、日本版の視聴率は平均10%前後と期待の割にイマイチでした。

その時思ったのですが、よく米国人は日本人に比べ古い映画を好んで繰り返し観るといいますが、彼らはNetflixやHulu等で気に入

ったTVドラマも同じように何回も楽しむのでしょうか。同じ「二度見」でも映画とTVドラマではかなり違うと思うのです。TVドラマではストーリー展開をウロ覚えだったり、初回にはよく見ていなかった共演者の役割や演技等を見直すのが目的でしょう。

それに比べ同じ映画を繰り返し観るという行為には観る度に「面白さ」や「驚き」等といった新しい発見をする楽しさがあるのではないでしょうか。米国では名作や人気映画の主人公の台詞が作品からスピンオフして人々の生活の様々なシーンでやり取りされ、人間関係の潤滑油となっていることはご存知の通りです。SVODサービスの普及等でどれだけ面白いドラマが人々の話題になったとしても映画とは違うのでは、という気もします。

そのTVドラマを主要コンテンツとするNetflixやHulu等のSVODサービスですが、米国では加盟者の増加が止まりません。DEG(The Digital Entertainment Group)の最新のデータでは米国のSVODサービスは昨年1月からの9ヶ月間に加盟者数が30%増加し、その勢いはクリスマスから今年に入っても続いているようです。一説によればSVODサービスの視聴加盟者総数は1億7,000万人(米国の人口の52%)にも達しているといいます。

しかし、今年はその「SVODの独り勝ち」時代を終わらせ、映像エンターテイメント市場を大きく変えるかも知れない二つの大きな動きがあります。

ウォルト・ディズニー社は昨年来の懸案であった20世紀フォックスとの事業統合を実現し、3月には6社だったメジャースタジオが5社となる見込みです。また、通信大手のAT&Tは2016年以来曲折のあったタイム・ワーナーとの統合プロセスを2018年に完了させ、ワーナーは同社の傘下企業として社名をWarner Mediaに変更しています。

両社に共通した狙いはNetflixやHulu等、既存のSVODサービスに対抗した、メジャースタジオならではの、消費者ニーズに合せた新しいSVODプラットフォームの立ち上げです。

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