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デジタル・トレンド
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2009.09 No.306
【著者:高野 雅晴】
いよいよBlu-rayが本格普及へ、低価格プレーヤ登場で市場拡大に拍車(1/3)
2009年8月、東芝はデジタルAV事業戦略を大きく方針転換する発表を行った。具体的にはBlu-ray(BD)機器ビジネスへの参入を宣言した。HD-DVD撤退時、競合相手のBDには参入せず、次世代DVDのさらに次の市場、すなわち、ネット配信等のビジネス立ち上げを目指すとしていたが、今回の発表でその前言を撤回したことになる。
同社が方針転換せざるを得なくなったのは、Blu-rayの市場性を無視できなくなったからである。同社は年内にも再生専用機やBDドライブ搭載パソコンを発売するという。国内市場では録画再生機能を備えたBD/HDDレコーダが主流だが、再生専用機の充実によるBDタイトル市場の拡大も見込める状況になってきたことが背景にある。
低価格の再生専用機が続々登場
国内で再生専用機、すなわち、BDプレーヤが無視できない存在になったのは、実売3万円程度と低価格な機器をソニーやシャープ、パイオイアといった国内メーカが製品投入し始めたからである。商品比較サイトの価格コムによれば、2009年5月に同サイトのBDプレーヤのページビュー(PV)がDVDプレーヤのPVを逆転したという。価格コムではこうした状況を踏まえ、「低価格プレーヤの出現が、ブルーレイの本格普及を加速!2009年はブルーレイプレーヤーの普及元年に」といったタイトルで2009年6月にレポートをサイト上に公表している。
東芝が年末に投入するBDプレーヤのターゲット市場を明確にはしていない。ただし、プレーヤが主流の米国市場だけでなく、国内市場への投入も検討しているだろう。











