
2011.11
第33回 全国名物店員訪問記(1/2)
【著者:行 達也】
今回は初の名古屋です。名古屋といえば味噌カツや小倉トーストなどミクスチャー文化でお馴染みですが、こと音楽に関してはセンチメンタル・シティ・ロマンス(っていつの話だよと)ぐらいしか把握してない自分ですが、今の名古屋の音楽シーンはどうなっているのか?そしてCDショップ事情は?を探るために自分がいつもお世話になっている、名古屋発のインディーズレーベル「ondo records」の中川さん(実はこの方、レーベル運営をする傍ら、インディーズのアーティストを集めてUstream限定のスタジオライヴを開催するなど非常にユニークな活動でアマチュアミュージシャンたちからも支持を得ているのです。いずれこのコーナーでもご紹介します)に問いかけたところ、すぐさま「タワレコ熱田店の佐野さん!」という返事が帰ってきたので、さっそくアポを取り付け、お話を伺ってきました。
佐野さんはタワーレコード熱田店で邦楽のインディーズを担当してらっしゃるバイヤーさんで、彼女が独自に選んだ名古屋(もしくは愛知県)のバンドのCDを集めてコーナーを設置していて、このコーナーが「熱い!」ということで名古屋のリスナーの間で話題になっているのです。
-まず最初に、現場で商品と常に向き合っているバイヤーの意見として聞きたいんですけど、ぶっちゃけ『CDショップ大賞』はどうですか?何か不満とかないですか?

店内
「いや、特にないんですけど(笑)でも、これまでの傾向を見てると、ある程度の偏りがあるかなとは思いますけど。純然たる投票によるものだから、どうにもならないんですけどね。ただ、ノミネートに上がってくるアーティストは全部知ってるとは限らないので、毎回、発見があって面白いですね。勉強になります。」
-えー、本当はもっと不満とかあるんじゃないんですかー?(しつこい)
「(笑)自分がココで働く前は、もっと小さいCDショップだったんですけど、その時は投票のフライヤーとか届かなかったんです。だから大賞が発表されてから、そういう賞があるんだっていうのを知って『じゃあ、誰が投票してるのかなあ?』ってちょっと寂しい気分になったことはありますけど(笑)」
-それはマズい!大変失礼しました!今後はそういうことのないようにします!さて、CDショップ大賞の話はそれぐらいにして(逃げるように)、タワーといえば昔は割とトンがったイメージだったんですけど、今、多くのお店がこういったショッピングセンターの中にあるケースが多いですよね?つまり客層としてはいわゆるファミリー層といったトンがったところからだいぶ距離があると思うんですけど、そういう環境の中でどうやってタワーらしさを発揮していくのですか?
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熱田店名物NAGOYA×ROCK!!!コーナー
「タワレコといえば品揃えが充実していて、ここに来ればなんでもあるっていうイメージだと思うんですけど、もちろんそこも大事な部分だと思います。でもそれと同じぐらいに地域に密着した店作りっていうのが大事だと思うんです。今、小さな個人店がどんどんなくなってきてますが、それらの店は、その場所なりの特色というのを持っていたと思うんです。大型の店があまりやってこなかったこれらのことをやるべきだと思います。そういう意味も込めて、NAGOYA×ROCK!!!のコーナーを作ったり、あとローカルのテレビで取り上げられた話題の盤を紹介したり、ファミリー層に対応していくにはこういう細かいことも大事だと思います。」
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