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コラム

2011.11

Vol.155(1/4)

【著者:おすぎ】

「猿の惑星/創世記(ジェネシス)」、
「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」、
「マネーボール」、
「新少林寺/SHARIN」、「コンテイジョン」

シリーズ1作目がいかに傑作かを痛感「猿の惑星/創世記(ジェネシス)」

〝秋〟も〝晩〟の字がつく季節になりました。あの〝震災〟が、つい、この間のことのように思えるのに、もう8ヶ月がたってしまったのですね。〝放射能〟〝原発〟〝二重ローン〟など、問題は沢山あるのに、政府の対応は遅々として進まない。その上、ギリシャから勃発した〝金融危機〟の影、といい事を捜す方が難しい時代になりました。何時も書いていますが〝マヤの第五世界〟の終結が実際あるみたいな前兆のような気がしています。

不安・不況な時は〝映画〟が好景気、という時代がありましたが、今はどうなんでしょうか。VFX、CG、パフォーマンス・キャプチャーを駆使した、一見〝豪華大作〟や〝3D〟のオンパレードというのが痛し痒しではあります。「猿の惑星/創世記(ジェネシス)」は、特殊映像には見るべきものはありますが(パフォーマンス・キャプチャーの進化はすごいもので「ロード・オブ・リングス」がハッキリ過去のものになったなぁと感じました)、あの衝撃的な第1作目に映画としての出来はまったく及ばないものでした。猿はともかく人間の描写が希薄で、こんなだったら進化した猿に滅ばされて当然というものでした。

うがって見れば、それを描きたかったのかもしれませんが、あまりといえばあまりの描写不足。お気に入りのジェームズ・フランコも冴えず、シリーズ1作目がいかに傑作であったかを痛感することになりました。しかし、その痛感のためにも一見することをおすすめします。

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