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レンタルと著作権

2011.05

【著者:村松 行人】

レンタル市場のサバイバル
(1)低料金相場の克服(1/4)

レンタル市場再生の最後のチャンスに挑戦しよう

前回、日本を襲った未曽有の大災害をレンタル市場の再生とレンタル店生き残りへの最後のチャンスとして挑戦してはどうかと書きました。

あれから約1ヶ月、予想通りレンタル店は多くのお客様が来店して賑わっています。福島原発事故の後処理のメドが付かないこと等もあり旅行や外食、その他の大型レジャーを控え、その分身近にあり家族で楽しめる映像レンタル店への来店頻度が高まっているのでしょう。

多くの店が計画停電だけでなく店内照明を制限したり、ネオンや看板を点灯しなかったりといった節電営業を続けている中でお客様は以前と変わりなく来店して下さっています。先日は日経新聞にも同様な記事が掲載されていました。3月のレンタル売上は東北地方の大被害の中で大手チェーンも好調のようです、蔦屋は前年同月比99.2%、ゲオは101.9%(いずれも既存店ベース、蔦屋はレンタル売上、ゲオはゲームその他のセル&リサイクルを含む)でした。

いま必要なのはこうしたお客様のレンタルへの強いニーズをしっかり囲い込み、お客様との絆をより強くすることです。大変残念なことにレンタルの低料金相場はすっかり定着してしまいました。決してこれを肯定するわけではありませんが、これからのレンタル市場再生への取り組みは低料金の克服という課題を避けては通れないと覚悟しなければなりません。

これからの市場再生のシナリオは①低料金の旧作で集客する。その上で②新作・準新作を高回転させる。さらに③TVドラマ(韓流・洋画系・邦画系、その他)、アニメ、バラェティ、アダルトといった人気ジャンルを大量に回転させて売上を作る。というビジネスモデルの構築ではないでしょうか。

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