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コラム

2010.05

Vol.137(1/4)

【著者:おすぎ】

「アリス・イン・ワンダーランド」、「タイタンの戦い」
「エンター・ザ・ボイド」、「ハングオーバー!/消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」

別に〝3D〟にしなくても…「アリス・イン・ワンダーランド」

やっと〝気持がいいねぇ〟と思える季節になりました。部屋の窓を大きく開けて原稿を書いている、なんて、つい何週間前には考えられないものでした。それにしても映画がつまらない。特に〝3Dもの〟は何んなんだ!!

「アリス・イン・ワンダーランド」。ティム・バートンだから覚悟はしていたけれど、今回はいいだろうと多少の期待はありました。何しろ〝アリス〟ですもの、どうひっくり返ってもそこそこには見せてくれるだろう、と…。それがよもや映画の前半で退屈しちゃうとは…。それぢゃなくても〝3D〟の眼鏡はウットウしいし、別に〝3D〟にしなくても穴に落ちていくのに臨場感なんていらないし、チェシャ猫やアブソレムが前に出てくるのは悪いとは思わないけれど、それが必要かといえば2Dでも充分でしょう。ストーリー展開がヨタヨタしているから、ティム特有のグロテスク感が増してきて映画に没頭出来なくなってしまうのであります。後半は多少のアクションがあるから見ていられたねぇ、と一緒に見た人と頷いたけど、ジョニー・デップの悪いところ(妙に悪乗りしている)が出たり、アリス役のミア・ワシコウスカもジャスト・キャスティングだとは思えなかった。ただひとりヘレナ・ボナム=カーターの怪演だけが精彩を放っていたのが怖かった。でも、まあ「タイタンの戦い」よりは「アリス~」の方が良かった。だって最後まで見ていられたもの。「タイタン~」は、確かに最後まで見てはいたけれど、何時出よう、早く出たいと椅子を蹴るタイミングを計っておりました。

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