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2011.03

【著者:行 達也】

CDショップ大賞は失敗だったの!?(1/2)

おかげさまで無事、第三回CDショップ大賞の授賞式を終えることができました。ご協力いただいたみなさま、どうもありがとうございました。授賞式並びにその後の受賞者によるパフォーマンスには一般ユーザーからの応募が殺到!ライヴも大盛り上がり! Ustreamの中継には予想を大幅に上回るアクセス!そしてそこへのツイートのおびただしい量!コレを大成功と言わずに何と言う!というぐらいの良い雰囲気でした。はい、大成功!・・・んで、はて?コレで良いのですか?と。我々の目的はこのイベントを通して、CDショップの楽しさをユーザーに伝えて、店に足を運んでもらえるようにすることです。が!果たしてその目的は達成されたのでしょうか?

この企画に賛同してくれている各店では、特設コーナーを設けておおいに売場を盛り上げてくれました。授賞式前にはノミネート作品を、そして大賞発表後は大賞作品を中心に展開をしてもらったワケですが、非常に残念ながら、受賞作品の発表前から発表後へのチャートアクションは微々たるもの(オリコン調べ)でした。もちろん、店によっては大きな成果を出せたところもあると思いますが、全国的な規模で見た場合、結果は出せたとは言い難いのです。

さて、これを失敗ととらえましょうか?短期的に見た場合、授賞式が盛り上がっただけでは成功とは言えません。ただ、ユーザーの購買までの流れをシミュレートした場合、まず、大賞の結果をネットやテレビのニュースで知ったとします。「へえーこんなアーティスト知らなかったなあ」そして、そのアーティストについてネットで調べてみます。You TubeにPVがアップされていて試聴できるケースも多いでしょう。「おお、なかなかいいね」となります。さて、ここから「じゃあ、CD屋に買いに行こう」となるのでしょうか?もちろん普段からCD屋でCDを買うユーザーやそれしか術のない人はそうするでしょう。ただ、そこでAmazonやIMSなどネット通販およびダウンロードで入手するユーザーも多いでしょう。わざわざCD屋に行く必然性がないからです。それはすでに“このアーティストは良い(聴きたい)”という情報を仕入れてしまっているからです。

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