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レンタルと著作権

2010.03

【著者:村松 行人】

レンタル店生残りへの差別化戦略(2)新作仕入でどう差別化するか(4/4)

お客様にとってどれだけ魅力的な新作コーナーか

新作コーナーの差別化を考える上でもう一つの大切なポイントとしてコーナーに並ぶ作品が競合店と違うということだけでなく、どれだけお客様が喜ぶ作品を揃えられるかが重要です。「ン!」「何だ?」とお客様が思わず手にとってパッケージを見る、毎月そんな新しい発見が色々ある新作コーナーならお客様は必ず競合店ではなく貴店に足を向けて下さると思います。よく、お客様が箱を手にした作品のレンタル確率は50%以上といいます。正確な数値ではないにせよかなりの高率であることは間違いありません。

第2に当然ながらお客様を失望させるような作品を選んではいけないこと、店の信頼を失うことにもなりかねません。店として推奨する作品なのですから内容に責任を持つ必要があります。

コメント・カードやPOPで「今月の店長お薦め作品!」「つまらなかったら料金全額お返し、返却時に遠慮なくカウンターまで」等と表記した作品を見かけることがありますが、こうしたノリで新作コーナーを演出するのも差別化の一つだと思います。万人向きのお薦め作品はそんなにありませんから仕入担当者はどんな客層に推奨するのかという視点で選ぶこと、さらにより詳細な作品内容把握や作品情報チェックが必要になってきました。

いうまでもなく毎月の新作仕入れの蓄積がその店の「品揃え」となり「個性」となるのですから仕入れは3年先、5年という長期的なスパンで競合店差別化を考えることも大切です。

【村松 行人】
田辺経営(株)、教育出版(株)を経て現代教育企画設立。
1986年、ビデオショップ経営研究会を主催。
全国550余のビデオレンタル店の経営診断・主導をしている。
衛星放送・スカイパーフェクトTV Eチャンネル番組審議委員長。

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