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CDセル店の現場から

2009.07 No.304

【著者:行 達也】

つれづれなるままに…(1/2)

今回はテーマを設けずにつれづれなるままに筆を進めようと思います。ちょっと風変わりな感じが目に付くのか、ウチの店には、たまに大学生や専門学校生が取材に来てくれます。つい先日も大学生がゼミの研究で『音楽と食の関係について』というテーマで取材に来ました。

ウチは現在2階が“おんがく食堂”というカフェスペース(あ、CDショップもあります)。3階がライヴスペースとなっており、『音楽と食の関係について』なんて当然、考えもまとまってるだろうと思いきや、意外と考えたことがまったくなく、っていうかそういう観念的な視点から事業に取り組んだのではなく、自分が理想とする空間があって、そこにビジネス的要素を加えるとああいう風になったというだけで、“音楽にとって食は不可欠だ!”という熱い思いも特になく、学生の彼らも肩透かしに会った気分だったかもしれません。

どちらかというとセレクトショップの新しい形を模索してたら、ああなったという方がカッコイイかも。これからそう言おうっと。ま、何でもいいんですが、確かに音楽も食も人の心情に大きく影響しますよね。腹が減ってたら、イライラしてくるし、素晴らしい音楽を聴いたら涙が出てきます。音楽と食の関連についてもっと深く考察したら、また新たな商売に繋がるかもしれませんしね。何だかいいヒントをもらいました。これを機会にちょっと考えてみます。

え?取材はどうしたんだって?せっかくの若い婦女子たちの来訪だったので、逆に今どきの学生の音楽に対するスタンスを聞いときましたよ(笑)。この日は3人組が取材に来たんですけど、その内の一人が「アーティストを支えるためにも好きなCDは買うようにしてます!」とのこと。ああ、まだこういう人がいてるんだって思うとちょっと安心しました。みんながみんな友達に借りてCD-Rにコピーしてんのかと思ってたら「みんな趣味がバラバラだから、ヒットチャートものは貸し借りすることはあるけど、そうじゃないものはレンタルするか買うしかない」っていう意見もありました。

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