2010.01
【著者:村松 行人】
どうなる?大不況下の可能性を探る
2010年のレンタル市場予測(4/5)
2010年のレンタル市場予測と課題
映像エンタテイメントへの消費者ニーズには根強く将来的にも変わらないでしょう。レンタル店は人々の最も身近な所にあり、豊富な選択肢と安さで圧倒的な支持を受けている存在です。いま大切なのはレンタル市場の将来を確信すること、自信を持って店作りに挑戦することではないでしょうか。
ユーザー・ニーズにより的確に対応した品揃え、仕入、ジャンル・コーナー作り、そしてお客様が間違いなく喜んで頂ける1点1点の作品をキメ細かく提案し推奨してゆく店舗展開です。
今年の市場規模(売上)はユーザー・ニーズをベースに考えれば不況・デフレ要因を織り込んでも前年並み、年間を通してのリリース作品の強弱で業績が上下に微動する、という予測が立ちます。
恐ろしいのは旧作100円レンタルから派生する料金のディスカウント競争の影響です。料金戦争がこのままだと年内に破綻する店がかなり出るでしょうし平均売上は10%程度後退しかねません。
そうなれば今年は昨年来のセル市場の規模縮小に加えレンタル市場も縮小しパッケージ市場全体が大幅に委縮してしまう恐れがあります。料金対策は市場関係者全員で考えるべき問題です。
昨年末に始まった大手の自動レンタル機の影響は当面さほど意識することはないと思います。ネット・レンタルは現状米国の10分の1以下の規模ですが現代人の生活にマッチしたサービスですからまだまだユーザーは増えるでしょう。今年はリアル店舗への影響も多少は出るかもしれません。
BDの普及はこの不況とHD内蔵型TVの普及で少し遅くなりそうです。今年の商材はまだまだDVDです。











