2010.01
【著者:村松 行人】
どうなる?大不況下の可能性を探る
2010年のレンタル市場予測(2/5)
デジタルメディアは将来的にも脅威とはならい?
将来的には映像配信がレンタル市場にとって競合メディアとなると見る人が多くなってきました。時代の流れがそちらの方向へ向かっていることは間違いありません。先日も「DVD(映画)1本を1秒で配信する最大40Gbpsの通信実験に成功」などという報道がありました。その一方で「NHKの番組配信低迷、収入は想定の半分以下」という報道もあり、加速するデジタル技術の進歩と配信ビジネス不振というアンバランスが際立っています。
昨年12月14日にNHKオンライン(NHKのニュース・サイト)で「映画公開と同時に1200円でネット配信」「地方の映画館ではあまり上映されない芸術性の高い映画をインターネットを通して見ることができるサービスが2月から始まる」といった簡単で要を得ない内容のニュースが流れました。翌15日の日経新聞に「アクトビラが2月からフローズンリバー等のミニシアター系作品を公開1週間遅れで有料で配信する」という小さな記事が出ましたからそのことかもしれません。
NHKオンラインの記事はすぐ削除されてしまいましたが例の「ちゃんねる2」に猛然と書込みが殺到しました。書込みのほとんどが「高すぎる!」「何考えてる!」「500円でいい!」「レンタルで旧作12本見たほうがいい!」「迫力と音響効果のいい映画館だからこそ価値がある」「どんなにプロテクトをかけてもすぐコピー出来ちゃう」といったもの。レンタル・ユーザーと無頼な2ちゃんねる族とは別でしょうが基本的にはネットは無料あるいは格安であるべきというのが消費者心理のようです。これは一例ですが近い将来、映像配信が採算点ビジネスとなる可能性は少なそうです。











