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2017.9

【著者:村松 行人】

パッケージ・可能性への挑戦
⑤順調な米国映像エンタメ市場(1/4)

顕著な米国パッケージ市場の下げ止まり

DEG(Digital Entertainment Group)の発表によれば今年上半期(1月~6月)の米国映像エンタテイメント市場売上は91.7億ドルで前年同期比2.6%アップとまずまずの成績でした。

一方、映画館の興行成績は前年同期比-4.3%、特に第1四半期は-10.8%と伸び悩んでいます。ヒット作品がなかった事に加え、前回書いた主にストリーミング配信で楽しむ新しい映像エンタテイメントの普及の影響もあるかも知れません。

特筆すべきは第2四半期(4~6月)のパッケージ売上が前年同期比-5.8%と落込み率が一桁台をキープしたことです。勿論前年割れではありますし、第1四半期が-14.3%だったことから上半期通算で-10.3%ではありますが、それにしてもかつてない減少率です。

DEGはこの背景要因として上半期に100万台のUHD-BDデッキが売れたこと、昨年の発売開始以来の通算では約2,000万台が普及していることを指摘しています。UHD-BDのソフトの作品数が増えたことや4Kテレビの普及等も好調の要因です。前々から指摘していたパッケージ市場の下げ止まりが現実味を帯びてきました。

とはいえ米国映像エンタテイメント市場は独り勝ちのNetflix社が25%台の成長率を持続して市場全体を牽引しており、映像市場の総売上の内訳はパッケージ市場(セル+レンタル)約23億ドル(市場総売上の25%)、Netflix等のSVOD 市場約36億ドル(同39%)、EST等の映像配信市場約22億ドル(同36%)と、パッケージのシェアは縮小する一方です。今年がパッケージ市場のふんばりも正念場であることは間違いありません。

そのNetflixですが去る8月8日、W・ディズニー社が独自のSVODサービスを開始するに当たりNetflixへの提供している同社の作品を2018年末に引き上げると発表したことで株価がその日の内に5%下落したと報じられています。日本のメディアでも一部報道されましたからご存知の方も多いと思います。

W・ディズニー社の2017年第2四半期の決算は前年同期比-9%とあまり芳しくありません。ディズニーランドなどのテーマパーク事業は好調なのですが、本業のスタジオ部門(新作映画の制作配給)は-17%、テレビ部門は-24%と不振が目立ちます。

同社の新しい動画配信サービスは最新のディズニー映画やピクサー作品などを米国内の家庭に独占的にストリーミング配信する他に昨年来同社が買収を進めているプロ・スポーツのライブ動画配信会社BAMTech社を使ってメジャーリーグその他のプロスポーツの配信を計画しているようです。W・ディズニー社にとってSVOD等の消費者と直結するサービス事業への参入はこれからの成長戦略として不可欠な課題なのかもしれません。

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