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コラム

2010.09

Vol.141(3/3)

【著者:おすぎ】

「キャタピラー」、「トイレット」、「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」

ただ面白ければ良しのスカッと映画「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」

夏休み映画の興行成績に目をやってみると、「トイ・ストーリー3」がピクサー作品として史上最高の成績だったのは、ストーリーの目の付け所や絵作りの質の高さからすれば「納得、めでたしめでたし」ですが、私が先月のコラムで〝ウンザリ〟と書いた「借りぐらしのアリエッティ」が、〝ジブリ〟の名前の力ゆえかやはり強く、逆に私はとっても好きだった「ヒックとドラゴン」などは、映画会社が目標にした数字の半分にも満たない有様だったそうです。「仮面ライダー」や「ポケモン」がイケないとは言いませんが、せっかく親子で映画を見るならば、子供だけではなく、大人も一緒に楽しめる内容の映画を選ぶ目を、私たち大人が持ってもいいのではないでしょうか。

と真面目なことを書いておいてナンですが、バカバカしいと思いながらも、見ているうちにどんどん乗って来て、ここまで派手にバカやってくれるなら、大歓迎だぁ!!と思わせてくれたのが「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」であります。中盤のイラク戦争で〝Aチーム〟が〝ぎぬ〟を着せられ、それをバネに派手に真犯人を暴くアクションは〝美事〟の一言。頭を使わない、ただ、面白ければ良しのスカッと映画であります。

【おすぎ】
1945年横浜生まれ。デザイナー、歌舞伎座テレビ室制作を経て、映画評論家となる。 ピーコとコンビを組み、「おすぎとピーコ」で「久米宏の土曜ワイド・ラジオ・TOKYO」など ラジオを中心に活躍。以後、ラジオ、テレビ、講演や映画祭、トークショウ出演の他に、 新聞、雑誌、PR誌などでの映画評論執筆、対談など、多方面で活躍中。
本誌連載コラムを再録した「夢の十三夜日記」(ダイヤモンド社)発売中。

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