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2017.10

第75回(3/3)

【著者:行 達也】

―須藤さんみたいに一人で全部やるっていう人って結構多いんですかね?

「MVの世界って本当にピンキリなので、一概には言えないと思いますけど、結局、予算次第というところは大きいかと思われます。レコード会社の宣伝費ですよね。それだけ予算があれば、スタッフも雇えるし、時間もかけられる。ただ、機材やテクノロジーの進化で一人でできることが多くなったというのはあると思います。カメラもずいぶん軽くなったし、あと、昔だったら個人で買えないような機材がローコストで買えたりとか。だからそういう人たちを監督と言わないでシネマトグラファーなんて言ったりします。元々スチールのカメラマンだった人がこの業種に進出したりすることも多いみたいです。」

―なるほど。じゃあ、さっき流行りは意識しない、みたいな話がありましたけど、須藤さんみたく一人でこなす人だと機材の進化はしっかりと追いかけないと、なんですかね?

「そうですね、新しい機材を使うことで新しい表現ができることもあるので。無視はできないと思ってます。」

―須藤さんはMVの制作を“撮影”と“編集”と大きく2つに分けたとしたら、どっちに重きを置いてますか?

「うーん、編集は大変なんで。これだけ数をこなしてくるとちょっと飽きてくるっていうのもあるんですが(笑)。」

―クリエイティヴな要素以前にベーシックとしてやらないといけない作業ってことですか?

「そうです。編集ってマラソンみたいなもんで、延々とやらないといけないので、どこかでしんどいピークみたいなのがあるんです。回避する方法もあると思うんですけど、僕のスタイルだと避けられなくって、それを迎えることがわかると肉体が拒否し始めるんです(笑)。」

―なんだそりゃ(笑)

「終わったら最高なんですけどね。ああ、ネガティヴなことしか言ってないですね(笑)。」

―でもまあ、作品1本ごとにその仕事が完結するっていう意味では、常に新鮮な面持ちで作業できそうな気はするんですけどね。僕らのレーベルの仕事もそうですが。

「いや、もちろん都度、新鮮な気持ちで取り組めるんですが、一本の企画自体が割と長いじゃないですか。それなりの期間をかけて作るっていうのと、並行して何本も同時に進めると何がどれだっけ?みたいな感じにもなってきますね。」

―今は何本同時に進めてるんですか?

「5~6本ですかね?」

―多くないですか?(笑)

「でも、みんなそれぐらいやってると思うんですけどね。僕は多い時だと8~9本ぐらいやってて、その時はさすがにヤバいなと思いましたけど(笑)。」

―最後に、これからやってみたいこととかありますか?

「VRですかね?こないださよならポニーテールでやらせてもらいましたが、



この世界はまだこの先やれることたくさんあると思っています。映像だけどこれまでと概念が全然違うので。最初に体験した時に、子供の頃に友達の家でスーパーマリオやらせてもらった時の感覚に近いビッグバンがあって、ホントにVRに関してはまだ新鮮な面持ちでやれる気がします(笑)」

【行 達也】
1968年大阪生まれ。長年勤続したタワーレコードを退職後
2004年東京下北沢にmona records(モナレコード)を開店。
CDショップにカフェ、ライブスペースを併設した小さな音楽総合施設を目指す。
http://www.mona-records.com
現在、某CDショップのレーベル部門にて勤務。

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