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2017.11

【著者:村松 行人】

パッケージ・可能性への挑戦
⑦映画興行市場の逆襲とパッケージ(2/4)

映像市場の戦国時代到来か

ムービーパス社の狙いが映画興行市場のNetflixとなる事なのは明らかです。またCEOのミッチ・ロウ氏は「興行収入が落ち込む劇場興行市場の救済だ」と言っていますがシネコン最大手の「AMC」を始め映画館業界は警戒心をあらわにしています。ムービーパス社は来春にも株式を公開して資金を集める計画のようですが事業の成否は事業拡大のスピードにかかっています。短期間に100万人単位の会員獲得が出来なければ情報価値はなく、映画館への会員入場料の支払いが困難になる、ということでしょう。

ところで米国の映画興行市場は救世主を必要とするほど落ち込んでいるのでしょうか。米国の映画興行成績は、昨年(2016年)は+2%と前年比イーブンでしたが、今年に入り上半期(1月~6月)には前年比-4.3%と落込み、夏季(5月第1週~9月第1週)は-14%と目に見えて落ち込みました。

業績不振の最大の原因は観客動員力のあるヒット作品に恵まれなかったことだと思いますが、Netflix等のSVOD 映像配信サービスに消費者の余暇時間を侵食されていることも大きいと思います。さらに年々値上げされる高額な入場料金(日本に比べれば安いのですが)が消費者を遠ざけている面も無視できません。昨年の成績も売上高は前年実績をクリアしていますが入場料金の値上げに救われた形で、観客動員数では前年割れでした。

映像配信市場から始まった映像市場の低料金化や月決め定額制サービス化の競争は映画館にまで波及し、アマゾンのような通販企業から新興SNS事業者までが参入する大競争時代の幕開けです。

そうした中で米国の市場調査会社YouGov BrandIndexがミレニアル世代(2000年代に成人となる若者)が熱心なRedboxのユーザーでもあるという調査結果を発表しています。「eコマース、SNS、映像ストリーミング等の先端メディアを積極的に活用する彼らが一方で積極的にRedboxを利用しており、その利用率は前年よりも11.2%増えているといいます。レンタル料金の安さだけでなく、前にも書きましたRedboxのビッグデータを活用したキオスク1台ごとの在庫回転管理をベースとした品揃え、スマートフォン・アプリによる在庫検索や予約、返却、料金決済等の便利さが若者に支持されているのでしょう。他のメデイアにはないパッケージならではの使い勝手や楽しさが広く愛されている証拠だと思います。

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