
2011.05
Vol.149(1/3)
【著者:おすぎ】
「エンジェル ウォーズ」、「ブラック・スワン」、
「アジャストメント」
今年見た映画の中でのナンバー1「エンジェル ウォーズ」
東の方では、すでに〝桜〟は終り、今、ウォーキングしている公園では〝花水木〟が花をつけはじめました。このあと、すぐに〝躑躅〟が開花して〝春爛漫〟になります。3月中旬に自然の破壊力を見せつけられた日本にも、間違いなく季節は流れていくのですね。連日、テレビも新聞も〝東日本大震災〟と〝福島原発〟一色になっています。それは致し方無いこととはいえ、その陰で、本当に報じられなければいけない事がある様な気がしてしょうがありません。そして、今回の災害の後遺症は、これから重大になっていくことも覚悟しなければならないと思います。もう震災前の生活などというものは無い、そういうことなのです。あれだけの農業、漁業の壊滅は10年以上の月日がなければ回復しないだろうし、放射能物質での土地の汚染は次の代まで影響するだろうと思うからです。そんななかでの〝映画業界〟であります。関東、東北の〝計画停電〟は今のところ中止していますが、被災地では勿論、映画館も被災していて映画など…という気持でしょうし、東京近郊の映画館も締めているところがありそうです。でも、最近のニュースでシネコンをはじめ都内の映画館にお客は戻ってきたみたいで、心のどこかに余裕が出てくれたことは何よりのことであります。
すでに公開中でありますが「300」「ウォッチメン」のザック・スナイダーが原案、製作、脚本、監督を兼ねた「エンジェルウォーズ」は私の今年見た映画の中でのナンバー1であります。オープニングの悲しみ、憎しみ溢れる映像から、精神病院に無理やり入れられた主人公が現実逃避するため空想の世界に入ります。そのファンタジーの出来の良さはワクワクしてしまいます。何んの情報も耳に入れないで、この映画を見て欲しいので(DVDになってから見る人にも…)、細かいことは書きませんが、出演するエミリー・ブラウニングをはじめ5人の、これから確実に売り出してくるだろう若手女優が、とても〝いい味〟を出しています。宣伝が、どこか〝ロリコン〟趣味的な面を持っているのが私は不愉快でしたが、とにかく、ラストの一瞬で、間違いなく〝名画〟だと思わせてくれました。ホンの一瞬なので見逃してしまう人があるかもしれませんが…。とにかく一級の映画であります。
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