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2018.3

【著者:行 達也】

学校とは?仕事とは?社会とは?(2/2)

日本は今後、超高齢化社会を迎えることがもう決定していて、老人が老人の介護をするっていう時代になっていくんです(現状ですら、65歳以上の介護職員が多い比率は世界で9番目)。だから上記の障害者に限らず、お年寄りに対しても、介護の専門じゃない我々がいざという時にどう対処していくか、いや、対処ではなくて、どう共存していくか?について若い時から学んでいくべきだと思います。だから、具体的なケーススタディが大事だってことを意識付けしていかなくてはならないのです。

意識付けされた子たちの中から「将来は介護の仕事に就きたい」という人が出てくるといいんですが、またこの介護という仕事がハードなのにもかかわらず、給料が安いというのが今の日本の決定的な問題です。こんな待遇では、この仕事に夢すら持てません。以前にこのコラムでも書いたと思うんですが、僕も東日本大震災の時に今の音楽ビジネスの無力さ(だけでもないんですが)を感じて、介護の仕事に転職しようと思って、いろいろ調べたことがあったんです。そして知れば知るほど、そこに身を投じることができない現実が明確になって非常に歯がゆい思いをしました。介護の仕事をしながら子供二人を養っていくのは相当大変です。ムリでした。

そんなこともあって結局諦めたのですが、つくづく今、僕らが携わっているようなエンターテイメント事業、つまり必需品ではなく嗜好品を扱う仕事より、世の中にとって大事な介護等の仕事の方が給料が安いというのは、納得いかないなと今でも感じています。本当にこんなことがまかり通っている世の中なんて悪い冗談みたいですよ。我がままなお年寄りの世話をするっていうのは大変だし、下の世話だって必要です。誰もが嫌がる仕事かもしれません。でも絶対に必要な仕事なんです。せめて金銭面の待遇を良くして、魅力ある仕事になんで行政は工夫ができないのでしょうか?ただ、よくよく調べてみると、福祉先進国のフィンランドですら、介護の仕事は普通の仕事に比べて3分の2レベルに給料が安いそうです。フィンランドも日本と同様に高齢化が進んでいる国ということを考えると日本のシステムそのものに問題があるというワケでもなさそうです。

【行 達也】
1968年大阪生まれ。長年勤続したタワーレコードを退職後
2004年東京下北沢にmona records(モナレコード)を開店。
CDショップにカフェ、ライブスペースを併設した小さな音楽総合施設を目指す。
http://www.mona-records.com
現在、某CDショップのレーベル部門にて勤務。

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