がんばれ東北、がんばれ日本
ホーム
cdvjについて
店舗支援情報
コラム 統計データ 週間レンタルチャート 関連リンク
加盟店様専用ログイン
ユーザ名:
パスワード:

チャート用データの提供店様専用となり、ログインが必要となります。

新規ご利用希望の方はこちらまでご連絡下さい

個人情報保護
レンタルと著作権
メディアコンテンツの古物買取りに関するルール

2017.3

【著者:村松 行人】

映像配信時代を生き残る
⑪人気作品を結集して高回転させる(1/4)

転換期を迎えた米国の映画産業

去る2月、ソニーの2017年3月期の連結業績予想が「前年同期比8割減益」という記事が日経新聞に掲載され話題となりました。減益の原因は、グループ企業のソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント(以下、SPE)がこれまで資産として計上してきたカタログタイトルの資産評価額1,145億円をゼロに切り下げたことによるものです。

同社がカタログタイトルの資産価値を評価しなくなった根拠は、急激なパッケージ市場の縮小と映像配信市場の成長という映像産業の経営環境変化への対応という見方が一般的です。

これまでパッケージ(VHS、DVD、BD)は、SPEばかりでなくスタジオ各社にとって劇場興行と同等、一時期にはそれ以上の重要な収益源でした。パッケージがVHS からDVD、BDへ、高画質・高音質へと進化し、その度に消費者が買い替え、或いはクリスマス等には多くの消費者がプレゼントに買い求める、といったカタログタイトルの商品価値(資産価値)はパッケージが売れて初めて評価されるものですから、パッケージが売れなくなればその資産価値は消滅するということなのでしょう。

VHSからDVDへのシフトはメジャー・スタジオにとっては大成功でした。新作ばかりでなく旧作買い換えがブームとなり、市場が拡大しただけでなく特に米国ではレンタル中心だった市場がセルへと大きく移行しました。

そして、この成功体験をベースとしてハリウッドが再度仕掛けたのがBDへのアップグレードですが、当初の規格争い(BD対HD/DVD)等も影響して、発売10年目となる現在も消費者のDVDからBDへの買換えは緩慢で期待通りではありません。BD発売後のパッケージ市場は最初はスローダウンでしたが、ここ数年はNetflix等の定額制ストリーミング・サービスの普及により急激な売上減に追い込まれています。

こうしたことから、映画産業の事業構造変化の時代だとか、ビジネスモデルがパッケージ主導から映像配信主導への転換した、といった記事をよく目にするようになりました。スタジオ各社ではパッケージ市場からの収益低下を見込んで映画の製作予算を抑えている、といった話もあるようです。

しかし、本当に映像市場はパッケージから映像配信へシフトするのでしょうか。長年のパッケージへの根強い消費者ニーズやパッケージの商品力がそう簡単に消滅するとは考えられません。

[コラム一覧へ戻る]

今月のフリーペーパー

全国3000店で配布中のCD情報先取りフリーペーパー「J-CD NEWS」!
気になる話題の新譜のレンタルリリース情報などを掲載中!