がんばれ東北、がんばれ日本
ホーム
cdvjについて
業界動向
店頭プロモーション
コラム 統計データ 週間レンタルチャート 関連リンク
加盟店様専用ログイン
ユーザ名:
パスワード:
個人情報保護
レンタルと著作権

2011.07

【著者:行 達也】

mona recordsの場合(1/2)

今回は、ウチの店がどういう商品構成で成り立っているかをご紹介します。

まず、一部のインディーズ系の流通卸以外は法人との取引がありませんので、メジャーの作品はほぼ、取り扱いがありません。ライヴに出演する場合などでワンショットの契約が発生するケースがありますが、それ以外はすべて個人で録音・複製・発売したモノになります。

要するにアーティストが手づくりで持ち込んだいわゆる自主制作盤がメインになります。

これらの作品は基本的に委託扱いで、一定の期間を経て、売上に応じて支払いをする形を取っています。本来だと「よし!気に入った!100枚買い取りじゃ!」という男意気を見せたいものですが、実際のところそんなバカスカ売れるモノがたくさんあるワケでもなければ、ウチぐらいの本当に限定されたスペース(四畳半ぐらい)で常に新鮮な売場をキープするには買い取りだとリスクが高すぎるので、このあたりはアーティスト側にもご理解いただいております。というこちらの事情も踏まえてもらいつつ、アーティストにとって、自分たちの作品を(特にそういった自主制作盤だと)扱ってくれる店舗もそうそうあるわけではないので、持ちつ持たれつな意味合いでの条件でもあります。

ちなみにもう一つ大きな条件があって、それは“ライヴ出演してもらうこと”です。ウチの3Fでは夜な夜なライヴをやってるワケですが、ココが結構大事で、ライヴに出ないアーティストの作品は置かないようにしてます。なぜか?CDだけの販売になると我々とアーティストとの関係は、CDを納品するタイミングだけになります。下手をすれば、郵送で納品された場合などは、アーティストに一度も会ったことのないまま販売することになります。コレがイヤなんです。

モノを販売するということはいろんなやり方があると思いますが、CDというのは一つの芸術作品を売っているのと同じことだと思います。大量に入荷した食品や工業製品を売るのと、またちょっと違うと思うんです。作り手と売り手のパイプがあって、それがより強固な方が自信を持って販売できるし、“売る意欲”にも大きく関わってくると思うからです。アーティストにはライヴに出演してもらうことで、レコーディングとは違う本当の実力を見ることができますし、我々スタッフとの関係もより深くなれます。よく「どうやって自分たちを売りだしていけばいいですかね?」という相談を受けますが、ボクも真剣に考えますし、彼らもそんなこんなで店への出入りが増えて、絆が深まります。こういう関係の中でCDは売っていくものだと思っています。もちろんコレが成り立つのは我々が扱っているアイテムの特性と規模によるところが大きいのですが。

[コラム一覧へ戻る]

今月のフリーペーパー

全国3000店で配布中のCD情報先取りフリーペーパー「J-CD NEWS」!
気になる話題の新譜のレンタルリリース情報などを掲載中!