2011.01
【著者:村松 行人】
2011年のレンタル市場予測
低迷市場への取組み方と考え方(1/4)
リアル店舗市場存続への強い意志と責任の自覚
厳しい市場環境下の年明けでした。しかし、例年通り沢山のお客様が来店して下さったこと、沢山の作品をお客様に楽しんで頂けたことに感謝し、その感謝の気持ちを原動力として今年も難問山積の市場を生き抜いて行くことだと思います。
今年はリアル店舗としてのレンタル市場がこの先も長期的に存続し得るか否かが決定的となる岐路の年だと考えています。そして、その運命を決めるのはますます力をつけつつある外部環境要因(競合メディア)ではなく私たち業界人がレンタル市場にどう取組むかで決まるとも考えています。
レンタル市場はいま、メーカー各社、流通業者、大手レンタルチェーン、独立店・チェーン、その中の誰かが足を踏み外せば市場全体が崩壊してしまいかねない危険な崖ッ淵に立っているといってよいでしょう。今年必要なことは全ての業界人がレンタル市場存続への強い意志と、市場存続への責任を自覚することではないでしょうか。そうでなければレンタル市場は内部から崩壊してしまうかもしれません。メーカーからの商品供給があっての店舗であり、店舗のトランザクションあってのメーカーであることを思えば自分だけが生き残る道はあり得ません。
そして今年のもう一つの課題は、ますます増大する外部競合メディアの攻勢への対応に業界が力を合わせて取り組まなければならないということです。ビデオインサイダー誌2月号で「ビデオ屋さん大賞」といったトライアルを目にしました、大変面白いと思います。こうしたイベントを店舗サイドだけでなく、業界全体で盛り上げて、その話題性を増幅し、広くメディアにパブリシティすることでリアル店舗ならではの楽しさや魅力をアッピールしてゆく、といった取り組みが必要なのです。










