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コラム

2009.12 No.309

Vol.132(2/4)

【著者:おすぎ】

「2012」、「イングロリアス・バスターズ」、「キャピタリズム/マネーは踊る」、「カールじいさんの空飛ぶ家」、「ジュリー&ジュリア」

タランティーノが天才であることを証明した「イングロリアス・バスターズ」

「イングロリアス・バスターズ」はタランティーノが天才であることを証明した映画といっていいでしょう。チャプター1~5までありますが、第1章を見ただけでワクワクしながらラストまで見てしまうのは、語り口もうまいし、映像に力があるからです。さすが古今東西の映画を見まくったタランティーノであります。

今年見た最高のドュメンタリー映画「キャピタリズム/マネーは踊る」

マイケル・ムーアの新作は「キャピタリズム/マネーは踊る」であります。アメリカの金融界を曝いてみせたこの映画は、ムーアの才気をつくづく感じさせてくれるものになっています。クリントンの時代からブッシュまでの財務省のトップが総て〝ゴールドマン・サックス〟のトップで占められていたことや、サブプライム・ローンで儲けたのは金融界のトップだけであることなどを非常に判り易く映像にして、そのくせ、ちゃんとしたエンターテイメントにしているのには舌を巻きました。ラスト、ウォール街をイエロー・テープで巻いていくムーアの姿は鬼気せまるものがありました。今年見た最高のドュメンタリー映画といってもいいでしょう。

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