
2010.08
第19回 全国名物店員訪問記(1/2)
【著者:行 達也】

オーナーの三品輝起さん
FALL オーナー 三品輝起さん
〒167-0042
杉並区西荻北3-18-10-#102
営業時間:12時~20時
定休日:月曜日/火曜日
TEL:03-5856-0522
URL:http://fall-gallery.com
これからのCDショップの在り方として、セレクトショップ的な取り組みは一つの可能性として検討に値することだと思います。商材をマテリアルとしての括りで絞るのではなく、志向やカラーで括ることによって、よりターゲットを明確にすることが出来るのではないかと考えます。この場合、規模に応じた品揃えを考慮すればよいので、小規模でヒットアイテムをまんべんなく在庫するよりもストレスは少ないと感じます。ただし、自分たちで何かを発信していかなくてはならないという最大の難関があります。今回ご紹介する西荻窪のFALLは“CDと陶芸”というユニークな組み合わせで多くの顧客を掴んでいます。“CDと陶芸”?この一見、完全なる別物をどうやって販売しているのか?お話を伺ってきました。
-場所はJR西荻窪駅から約1分、いい雰囲気の店が並ぶ裏通りに面した路面店です。入口は全面ガラス張りで中の様子が伺えて、グリーンが程よい感じで配置されており、雑貨好きの女子は素通りできない魅力的な仕掛けが施されています。オーナーの三品さんは経済系のライターとして執筆する傍ら、ミュージシャンとしても活躍しており、最近だとペンギンカフェオーケストラのトリビュートアルバムに参加しています。その上で店の営業もされてるワケですから、本当にマルチプレイヤーですね(しかも30代!)。
「工藤冬里という陶芸家兼音楽家がいるんですけど、店が出来て一番最初に、彼の個展をやってもらったことが後の方向性をなんとなく決めたような気がしますね。もちろん自分自身も昔から陶芸が好きだったんですが、そこから音楽にせよ、陶芸にせよ、人の繋がりでアイテムを増やしていった経緯があります」
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什器はすべて雰囲気のあるアンティーク家具
-FALLで取り扱う作品はそのほとんどが業者や卸を経由するのではなく、作家が直接持ち込んだモノです。このあたりに三品さんの“丁寧に商売をする”という気概を感じることができます。作品を対面接客で売るのと同じく、仕入れも作家と直接会うことで、作品の理解を深めるということに繋がるのだと思います。その象徴として店内では週替わりで個展を開催しています。音楽の方ではたまにライヴも開催しているようです。
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