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コラム

2010.08

Vol.140(1/4)

【著者:おすぎ】

「借りぐらしのアリエッティ」、「インセプション」
「ベスト・キッド」、「終着駅-トルストイ最後の旅-」
「瞳の奥の秘密」

いい加減さがとても気になった「借りぐらしのアリエッティ」

7月の中旬から、毎日30度を越す夏がきて、今は夏本番というより、もう〝残暑〟と言ってもいい季節になりました。毎日〝ウォーキング〟をしている身には過酷ではあります。

出来るだけ汗を流さないようにと朝5時頃から歩くようにしていますが、それでもサウナに入っているみたいに全身汗まみれになります。春の頃は遊歩道の両側に植えられた花々を賞でながらの余裕もありましたが、今は暑くて目もいきません。たまにカンナの花なんかが目に入ると暑苦しさにウンザリとしてしまいます。

〝ウンザリ〟と言えばスタジオジブリの「借りぐらしのアリエッティ」でしょう。イギリスの作家メアリー・ノートンの「床下の小人たち」を脚色し、舞台を現代の日本に移して映画化したものです。12歳の少年翔は心臓に病気を持っていて、祖母の住む古い屋敷に手術の日まで滞在することに…。その最初の日、翔は庭で小人を見つける。見つけられたのは14歳になる小人のアリエッティ。父ポッドと母ホミリーとの3人暮し、生活に必要なものは母屋から〝借りてくる〟。だから〝借りぐらし〟といっても、ハッキリと〝くすねて〟くるわけですが…。借りるのは〝角砂糖〟〝クッキー〟〝電気やガス〟。それらを〝狩り〟するといってポッドと出掛けるアリエッティ。母屋の〝さん〟の上を歩いたりするのですから大きさは多分、蟻くらいでしょう。それなのに狩りの途中で〝マチ針〟を見つけ、ポッドがアリエッティに得物として与えます。そのマチ針をアリエッティはスカートの脇に差します。おかしいぢゃな~い。マチ針の方がズーッと大きいのに、どうして小人のスカートにささるわけ…。こういう、いい加減さは、とても気になります。あとの展開もそういうところが気になって…。話もアリエッティ一家のお引越しというだけなのも肩すかし…。アメリカの「トイ・ストーリー3」や「ヒックとドラゴン」の出来がいいので見劣みおとりがしすぎでした。

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