2011.04
【著者:村松 行人】
大災害後のサバイバルを考える
これからレンタル市場はどうなるか(1/5)
レンタル店としての責任と使命を考える時
東日本を襲った未曾有の地震と大津波により多数のレンタル店が壊滅的な被害に見舞われました。また日ごろ映像レンタルをご愛顧下さっていた地域の多くのお客様が遭難されました。出来ることといえば心からのお見舞いを申し上げるばかりです。
そうした中(ご存知の方も多いと思いますが)大震災発生直後に東京のある店長さんがネットの投稿サイト「ツイッター」に「OO店営業再会しました!テレビは地震ばかりでつまらない、そんなあなた、来店お待ちしています」(ママ)と書き込んだためネット上では大騒動となりました。幸いというか、災害の規模が余りにも大きく、原発事故が追い打ちをかけたこともあってこのことはマスメディアには殆ど報道されませんでしたが「大きな問題にならなくてよかった!」「アホな店長がいたもんだ!」だけでは済まされない不祥事と認識すべきでしょう。
スーパー・マーケットやコンビニエンス・ストアが現代人の生活になくてはならない存在になっているのと全く同じように映像レンタルを扱う私たちの店が地域の人々の「心の必需品」としてなくてはならない存在となっていることを肝に銘じるべきでしょう。そのことは、昭和天皇崩御の時に較べるべくもありませんが被害地以外のレンタル店にはその夜から多くのお客様が来店した「現実」からも思い知ることができます。
私たちには「商人」としてのモラルだけでなく、色々な意味でデリケートな側面を持つ映像コンテンツを地域のお客様に提供する社会的な責任と、提供し続ける使命があります。何よりもお客様の信頼や期待を裏切ったり、お客様の気持ちを逆なでするような言動があってはならないのです。
さらに、ネット映像配信も放送メディアもまだまだ私たちの肩代わりは出来そうにないことが今回の災害でも証明されただけになおさらです。










