2010.02
Vol.134(3/3)
【著者:おすぎ】
「アバター」、「インビクタス/負けざる者たち」、
「パレード」
現代社会の深層をえぐり出していく「パレード」
日本映画にも良いセンスを持ったものがあります。吉田修一原作を、行定勲脚本・監督で映画化した「パレード」です。2LDKのマンションで共同生活を送っている若い男女の姿を通して、現代社会の深層をえぐり出していく手法で描いた映画で、行定監督の初期の作品につらなる、というか原点に戻ったような作りになっています。藤原竜也、香里奈(うまくはないが存在感あり)、貫地谷しほり、林遣都、小出恵介の若手がガンバっています。
【おすぎ】
1945年横浜生まれ。デザイナー、歌舞伎座テレビ室制作を経て、映画評論家となる。
ピーコとコンビを組み、「おすぎとピーコ」で「久米宏の土曜ワイド・ラジオ・TOKYO」など
ラジオを中心に活躍。以後、ラジオ、テレビ、講演や映画祭、トークショウ出演の他に、
新聞、雑誌、PR誌などでの映画評論執筆、対談など、多方面で活躍中。
本誌連載コラムを再録した「夢の十三夜日記」(ダイヤモンド社)発売中。
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