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2010.02

【著者:千葉 隆弘】

ショップが日本のクラシック文化を支える(3/3)

見劣りする日本のクラシック占有率

ちなみにこの占有率、日本に関するデータは残念ながら公表されていません。しかし、サウンドスキャンジャパンから最近発表された「平成21年オーディオ・ソフト店頭売上動向」によれば、2009年における日本のクラシックCDの売上金額は75億5,100万円と示されています。これをCD全体の売上(約2,364億円)から推計すると、クラシックの売上占有率はおよそ3.2%に相当する勘定になります。データの集計年度が異なるために単純比較はできませんが、日本におけるクラシックの売上占有率は、世界の先進国と比較するとやや見劣りするような気がします。

クラシックはこれまで、どちらかというと熱心なユーザーに支えられた安定的な市場であったかも知れません。しかし今は、むしろ「私たちショップの人間が日本のクラシック文化を支えていくのだ」という気概をもつべき時代に入った、と感じています。

私は今回、このデータを見て「日本も負けちゃいられない」と率直に思いました。それと同時に「日本のクラシック市場はまだ伸びる余地を秘めているのではないだろうか」と、挑戦する意欲が湧いてきました。

読者の皆様はどのような印象をお持ちになられたでしょうか。

【千葉隆弘】

【千葉 隆弘】
(株)湘南 ホームエンタテインメント事業部

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