がんばれ東北、がんばれ日本
ホーム
cdvjについて
業界動向
店頭プロモーション
コラム 統計データ 週間レンタルチャート 関連リンク
加盟店様専用ログイン
ユーザ名:
パスワード:
個人情報保護
レンタルと著作権

2011.12

第34回 全国名物店員訪問記(1/2)

【著者:行 達也】

スタッフの穴原さんと橋本さん

スタッフの穴原さんと橋本さん

more records
橋本貴洋さん
穴原由紀子さん

埼玉県さいたま市大宮区仲町2-63 金澤ビル2F
営業時間:11:00-21:00
TEL:048-677-0862
URL:http://jp.flavors.me/more_records

最近、「大宮のmona recordsが…」というツイートを見かけて「おいおい、mona recordsは下北沢なんだけど」って思ってよく見たらmona recordsじゃなくてmore records。モナじゃなくてモアね。ありゃま、よく似た名前のショップがあったもんだわと思って調べてみたらですね、なんか面白そうなんです。まず検索するとトップに上がってくるのがオフィシャルHPではなくてFacebookのページ。うん、ラインナップも独特だし、やっぱり気になる!ってことで行って参りました。さいたま市は大宮まで。

場所はメインの繁華街からは少し離れたところ。とはいえ、駅から10分もかかりません。大宮区役所のすぐ近く、カワイイ看板が目印です。入った瞬間、目の前に繰り広げられた光景は!んー、どっかで観たことがある!そうだ!90年代中盤の渋谷近辺のCD屋だ!何だか知らないCDなんだけどワクワクする感じ、聴いてみたくなる感じ。そして、大事なのは数量的なこと。これぐらいの数がいいんです。今の大型店はもうオススメタイトルが多すぎて、いったいどれがオススメなんだかわからない(ま、しょうがないんですけど。笑)。そして明るすぎず、心地よい雰囲気。いいなあ、と思ってると程なく、迎えてくれたのはスタッフの穴原さんと橋本さん。どちらもお若いのにしっかりとされてて、名刺を忘れた自分が情けなくトホホでした(お土産でカバー)。

-どういういきさつでこの店を始めることになったんですか?

画像を拡大
店内全景

「ここのスタッフは元々、大宮の某CDショップチェーンで働いていたんです。その頃は市況がどんどん悪化していく中で、ただ黙って指をくわえているわけにもいかず、いろいろと思考錯誤しました。ただ新譜を並べていれば、売れてくれる時代ではなくなってきたんです。で、あればこれまでのやり方ではなく、もっと違う方法で再起させなければという思いがあって『チャートものばかりで売場を埋めるのでなく、インディーズのレーベルさんたちと協力して新譜、旧譜にかかわらず我々がオススメしたいものを売っていく』という手法を試したんです。店がたいへんなのと同様にレーベルのみなさんも厳しい状況は変わりませんでしたから、そういったところと直接交渉して、まだまだプッシュすれば売れそうなカタログを中心に提供してもらったんです。もちろん置くとなれば展開場所を使って、PVなども流しながら新譜と同様の扱いで提案型のショップに変えたんです。」

-そんな駅ビルのようなパブリックスペースでそういうセレクトで大丈夫だったんですか?

画像を拡大
入口の看板

「反応は真っ二つに割れました。まず、当たり前の反応ですが『新譜がないじゃないか!嵐が置いてない!』という類のクレーム。それとは逆に『おもしろいじゃない、この店!』という反応。ただ、その後者の反応が一部なだけではもちろん商売としては成立しなかったんですけど、徐々に上がってきたんですね。我々としてもコレはやっていけるぞ!っていう気運になりかけたところで会社がなくなるお知らせが来たんです。相当ショックでしたけど、自分たちの手応えというのは実感できたので、こんな時代だけど新たにCDショップを有志で立ち上げることを決めたんです。お金なんてもちろん無かったですから、自分たちで床を張って、できるだけコストを抑えて。」

-これまでのつながりがあったとはいえ、ゼロから始めるみたいなもんですよね。

「やはりレーベルさんの協力ナシには出来なかったと思います。こういうことがやりたいんですっていうコンセプトをちゃんと伝えた上で賛同してもらって動き出した感じです。店だからってデーンと構えて、いろんな人が来るのを待ってる時代ではないと思うんです。店の人間も外に営業に出て、どんどん仕事を取ってこないとこれからもっと大変になると思います。」

[コラム一覧へ戻る]

今月のフリーペーパー

全国3000店で配布中のCD情報先取りフリーペーパー「J-CD NEWS」!
気になる話題の新譜のレンタルリリース情報などを掲載中!