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コラム

2009.12 No.309

Vol.132(1/4)

【著者:おすぎ】

「2012」、「イングロリアス・バスターズ」、「キャピタリズム/マネーは踊る」、「カールじいさんの空飛ぶ家」、「ジュリー&ジュリア」

地球が壊れる様はすさまじい映像「2012」

1年がアッという間に過ぎていき、11月下旬から映画は実質、正月興行という風になりました。年々〝クリスマス・シーズン〟化してきていて、もう、正月映画なんて〝死語〟になっているようです。「2012」や「イングロリアス・バスターズ」なんて派手だし面白いのに中途半端な時期にロードショーするなぁ、と思ったけれど、これって多分、〝クリスマス・シーズン〟映画の先頭バッターとみればいいのでしょう。

「2012」はストーリーは何時もの様なパニックものでありますが、〝VFX・CG〟の進化で、地球が壊れる様はすさまじい映像になっています。VFX制作会社は、名門大学に学んだ超一流の理系の学者や、NASAの職員までも獲得して、映画に登場する街に実際に足を運び、道路のひびまで再現するほど映像にこだわった努力が実を結んでいるといっていいでしょう。ロスの街が崩れる様子は、ほとんど息を飲みこんだままの状態で見ていました。ラスト、どういう風に結論を持っていくのか危ぶんだのですが、非常に納得出来る着地点をつけていたので、見終って不満は残りません。

まぁ、世界の終末から逃がれようとする人間たちを見ながら、〝死んでも地獄、生きても地獄〟なら、素直に死んだ方が楽だなぁと思いました。ただ〝擬似体験映画〟として見ておくのは必要なことかもしれません。一見の価値ありです。

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