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デジタル・トレンド
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2009.08 No.305
【著者:高野 雅晴】
台頭するクラウドコンピューティングとレンタルビジネス(3/3)
レンタルビジネスは先輩格
所有から利用へという流れは、他の業界でも始まっている。たとえば自動車。環境意識の高まりとともに、自動車を個人で所有せず、会員で共有するカーシェアリング事業が立ち上がりつつある。リゾートマンションのシェアリングといった動きも出始めている。ただし、そもそも、モノを所有することなく、サービスとして利用するという点では、レンタルビジネスは先輩格に当たるともいえる。
米国ではビデオ市場はセルが主流と言われてきたが、オンラインDVDレンタルのネットフリックスのビジネスは拡大しており、2009年3月時点で会員数は1000万人を突破したという。同社はパッケージメディアのDVDをオンラインレンタルするだけでなく、動画配信サービスも開始した。このサービスを投入することにより、貸し出し中で品切れといった状態を解消することをねらっている。
動画配信サービスはクラウドコンピューティングを前提としたサービスと位置づけることもできる。所有ではなく利用を前提としていたDVDレンタルにクラウドコンピューティングが出会うことによって、米国では従来とはひと味違うレンタルビジネスが確立しようとしているのだ。
【高野 雅晴】
(株)ビットメディア 代表取締役社長
http://www.bitmedia.co.jp
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