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レンタルと著作権
顧客満足度で勝負!

2009.08 No.305

【著者:村松 行人】

レンタル店経営の革新 (5)これからの競合店対策(1/4)

毎年7月米国ラスベガスで開催されていた恒例のEMA(旧VSDA)コンベンションが今年は中止になりました。米国全体を覆う景気後退が開催を見送った理由だと主催者はいいますが、20年以上続いたパッケージ主導のホームエンタテイメント市場が曲り角に来ていることの象徴ではないかと思います。

新しい時代の到来はホーム・エンタテイメントの主役であったリアル店舗のシェアが映像配信やネット・レンタル、自動レンタル機といった新興メディアにかなり奪われ始めたことでも明らかです。こうした状況は日本でも変わりません。これからはお隣の競合店だけを念頭に置いた対応では業績の改善も将来の保証も心もとなくなりました。

在庫数・料金・店舗面積が差別化の3大要因

これまでの競合店とのシェア争いでは在庫が多い店にはかなわない。料金の安い店には勝てない。大きな店は集客力が違う、というのが常識でした。

在庫が多い競合店への対策としては①競合店以上の新作仕入をする、②基本在庫を増強するといった対応が基本となります。

料金対策としては①全ての料金を競合店に合わせる、②新作料金を競合店よりも安くする。③旧作料金を競合店より圧倒的に安くする、といった対策が講じられました。

自店よりも面積の広い競合店への対応策としては店を拡張するかリロケーションですが実際問題としては最もやっかいでした。①店内を改装して目いっぱい広く使う。②陳列に無理をしてでも競合店に負けない数量の在庫を持つ、といった対策が基本でした。

これからは競合店とのバトルにエネルギーを使うのではなく自店の強い所をより強化する、またTVドラマ等の成長性の高いジャンルを伸ばす、といった経営の原則に基づいた戦略発想で生き残ることが必要となります。

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